医療法人イワマ歯科

「山梨」 医療法人イワマ歯科(笛吹市石和町窪中島195、清算人山下絵美氏ほか1名)は、5月19日に甲府地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人には、三浦健一弁護士(石川法律事務所、甲府市中央1-12-20、電話055-224-2701)が選任されている。債権届け出期間は6月19日までで、財産状況報告集会期日は8月20日午前11時30分。 当法人は、1962年(昭和37年)4月に設立された。初代は入れ歯、二代目は口腔外科、三代目は審美歯科を専門に、地元に根ざした歯科医院として運営していた。 しかし、歯科診療所の増加で患者数は減少し2020年3月期の年収入高は約2400万円にとどまっていた。コロナ禍以降患者数はさらに減少し、2023年3月期の年収入高は約900万円に落ち込んでいた。2023年8月に院長の理事長が死去して後継者が不在であったことから、社員の欠乏により同年10月26日をもって解散していた。
負債は約8900万円。帝国DBより

 

もうこれは分析していいのかわからんが一応分析しておく。

医療法人イワマ歯科の倒産要因

医療法人イワマ歯科は、1962年設立の地域密着型の歯科医院で、三代にわたり診療を続けてきた老舗です。
しかし、近隣の歯科診療所の増加により患者数が減少し、収入が大きく落ち込んでいました。

2020年3月期の年収入は約2400万円でしたが、コロナ禍以降さらに患者数が減少し、2023年3月期には約900万円まで低下しています。
歯科医院としては、この収入規模では人件費・設備維持費・賃料・医療機器リース・借入返済などを支えるのはかなり厳しい状況です。

さらに、2023年8月に院長である理事長が死去し、後継者も不在だったため、事業継続が困難となりました。
その結果、社員の欠乏により同年10月に解散し、最終的に破産手続き開始となった流れ。

もし運営していたらとシミュレーションもしてみる。

かなり簡潔に試算すると、笛吹市の歯科医院数は民間医療検索では34件、JMAPでは歯科医師数が常勤36人とされており、人口64,447人なら、歯科医院1件あたり人口は約1,895人、イワマ歯科の推定ポジションとして、 最盛期・通常運営時の推定が2020年3月期の年収入が約2,400万円

保険診療中心で、1回あたり単価を6,000〜8,000円程度と仮定すると、年間延べ受診回数:約3,000〜4,000回、月間延べ受診回数:約250〜330回、1日あたり来院数:約12〜16人、実患者数:約800〜1,300人程度というイメージだとすると、歯科医院1件あたり人口が約1,900人なので、地域密着医院としては、一定の患者基盤はあったが、強い成長性は乏しい水準かもしれない。

2023年3月期の年収入は約900万円。同じく保険診療中心で見ると、

  • 年間延べ受診回数:約1,100〜1,500回、月間延べ受診回数:約90〜125回、1日あたり来院数:約4〜6人、実患者数:約300〜500人程度まで落ち込んでいた可能性があります。

この水準だと、院長1名体制でも、スタッフ人件費、設備維持費、材料費、医療機器、借入返済を考えるとかなり厳しいです。もし インプラント売上の推定で三代目は審美歯科を専門としていたとのことなので、インプラントや自費診療も一部あった可能性がありますが、ただし、年収入2,400万円規模では、インプラントが大きな柱だったとは考えにくいです。通常時の推定で、インプラント件数:年間3〜8本程度、単価:1本35万〜50万円前後、インプラント売上:年間100万〜400万円程度、破綻前の推定、インプラント件数:年間0〜2本程度、売上:0〜100万円程度として、患者数が減ると、保険診療よりも先にインプラント・審美歯科などの自費診療が落ちやすいのか???

この倒産の教訓

この事例の教訓は、地域密着型の医療機関でも、競争激化・収入減少・後継者不在が重なると、老舗であっても事業継続は難しくなるという点です。特に歯科医院のように院長個人への依存度が高い業態では、早い段階から後継者対策、患者基盤の維持、固定費の見直し、借入負担の管理を進めておく必要があります。まとめると、「長年続いた医院でも、売上低下と後継者不在が重なると、地域の信用だけでは支え切れない」という倒産事例だと思います。
……というかこれは仕方ないだろうな。
問題は倒産でなく円満に終わらせるというのがベストだが、まぁ難しいか。

投稿者 kato

これはテスト画像ですよ。テストです。

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