(有)やまと(茨城県鉾田市串挽1086-5、代表山崎比呂志氏)は、5月7日に水戸地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人には、武田隆志弁護士(武田隆志法律事務所、水戸市南町1-3-23、電話029-233-1359)が選任されている。財産状況報告集会期日は9月1日午後1時30分。
当社は、1961年(昭和36年)創業、2004年(平成16年)5月に法人改組されたクリーニング店の運営業者。長年にわたる業歴を有し、鉾田市の本店やスーパーマーケット、ショッピングセンター内に4店舗を展開、地域の個人顧客を対象に各種衣類のクリーニング業務を手がけていた。しかし、衣料のカジュアル化・高機能化が進んだことでクリーニング需要そのものの減少に加え、県内の大手チェーン店やコインランドリーにシェアを奪われ、近年は売り上げが低迷していた。さらに、設備の稼働に必要な燃料価格や洗剤・包装資材などの価格高騰から収益性も悪化、資金繰りが限界に達したことから、2026年3月24日までに事業を停止していた。
負債は債権者約35名に対し約3300万円。 帝国DB記事より
これはしょうがないというか65年で地方やっていたので、あれば2世代は交代していたのではないだろうか。
もし生き残ってという考えであれば、地域残しつつ、人口の多いエリアに移動するか、地域の個人顧客から法人対応するのが良かっただろうがそれでも設備という問題があるし、悩ましいところ。
少子化もそうだが、地域の顧客密着というのは素敵だが、その顧客が減り設備や技術が変わればこうなるだろうな。
先月は同様な業種の「山梨」 クリーニングミスターホワイト(資本金500万円、甲府市青沼3-5-47、代表上野智彦氏)は、4月9日に甲府地裁より破産手続き開始決定を受けたが、この会社も2008年(平成20年)7月に法人改組され、本店のほか県内大手スーパーに4店舗を展開し、2021年6月期には年収入高約3500万円を計上していたが、県内の大手取次チェーン店やコインランドリーにシェアを奪われ、2025年6月期の年収入高は約2200万円にとどまり、燃料価格や洗剤・包装資材などの高騰から収益性が悪化し、資金繰りが限界に達したことから、2026年2月28日までに事業を停止していた。
同様なクリーニング店も多いため、しばらくこれは続くのだろうな。
今回の教訓:
地域の個人顧客相手でジリ貧になる前になにか対策を早めに打つ
